基本装備品・ウェア

 

登山・トレッキング・ネイチャーツアー・ エコツアー共通

★印のついたものはいかなるカテゴリーでも必携の装備です

靴★

ハイキングシューズやトレッキングシューズそしてアルパインシューズと呼ばれる重登山靴など最近では機能やデザインも多様になってきており、それぞれのアウトドアレクリエーションに適した靴を選ぶのは意外に大変です。
目的や季節に合わせて何足もの靴を持つことが理想ですが、まずは汎用性の高い一足を選びましょう。
また靴選びの基準は何といっても自分の足に合うかどうか。好みのメーカーやデザインも重要なポイントですが、どんなに素敵なデザインでも足に合わない靴は結局はすぐに履かなくなります。
そして初心者だからといって入門用の安価で手頃なものをあえて選ぶ必要はありません。最初から皮革製や皮革と人口素材の組合せの造りのしっかりしたものを選ぶと、デザインにも飽きがこず、型くずれもしづらいので長く履き続けることができます。

A. 自然観察やエコツアー、山麓トレッキングに徹するという方には
「ミドルカットのトレッキングシューズ(ゴアテックス仕様)」

B. 夏期中心の中級山岳トレッキング~2500mの森林限界をこえる山岳登山をしたいという方には
「ハイカットのハードトレッキングシューズ(ゴアテックス仕様)」

C. 冬期も含めた中級山岳トレッキング~2500mの森林限界をこえる山岳登山をしたいという方には
「ハイカットのハードトレッキングシューズ(ゴアテックス仕様)あるいはアルパインシューズ」

※上記リンクは「LOWA(ローバー)」を参考にしていますが、他にも「LA SPORTIVA」や「SCARPA」などの海外ブランドや国産ブランドにも良いものが多く揃っています。

*最近の防水機能が高い皮革製のハードトレッキングシューズは冬期にも使用可能なものも多いですが、原則的に日帰り使用に限定し、長期縦走などには使用しない方が賢明です。
*重登山靴に分類されるアルパインシューズの中でも保温材入りの冬期用登山靴は夏期には暑くて使用できませんので、注意が必要です。

雨具(レインウェア)★

靴に次いで重要な装備が雨具です。最近では透湿・防水素材の優れた機能を持つものが各種出ていますので、予算等に合わせ選びやすくなっています。
ゴアテックス素材のものを基本に各メーカーの好みのデザインのものを選びましょう。メーカーによっては上下別々でそれぞれ¥20,000~¥30,000もするものがありますが、どんなものでも2~3年も着ると防水性や溌水性が極端に落ちてきますので、雨具は消耗品と考え安価なものを早めに買い替えるのも一つの方法です。
最近の高性能のレインウエアは雨具としてだけではなく、ウインドブレーカーや冬期のハードシェル(防寒ヤッケ)としても充分に機能する汎用性の高いアウター(上着)です。

アンダーウエア(インナー)★

ある意味で全てのアウトドアレクリエーションにおけるもっとも重要なアイテムといえるかも知れません。夏冬問わず気象遭難のカギをにぎるのがアンダーウエア。基本的に綿素材のものは不可です。寒冷な季節にはウールやシルクなどの天然素材も優れていますが、最近ではナイロンやポリエステル、アクリル等の化学繊維素材のものが性能にも優れ主流です。厳冬期以外ではアンダーウエアは上下とも化学繊維素材のものを購入しましょう。
*夏期中心の山麓トレッキングや自然観察の際にはあえて着用する必要はありませんが、着心地も良く汗を早く拡散するので快適です。冬期のスノートレッキングの際には必ず着用しましょう。

中間着(ミッドレイヤー)★

かつてはウールの山シャツにやはりウール製のニッカーボッカーといわれる膝下までのズボンと厚手のウールの靴下(ニッカーホース)という取り合わせが定番でした。
現在では登山ウェアやアウトドアウェアといわれるものはその名のごとく登山用品店やアウトドアショップ、またスポーツ用品店などに行けばあらゆるメーカーのあらゆる種類のあらゆる色・サイズが簡単に購入できます。
中間着もオーソドックスな襟付シャツはいまだ健在ですが、厚さにより体温調整が容易なジップネックシャツが主流です、様々なメーカーから様々な機能のものが出ていますから、後はお財布と相談しながら好みのメーカーの好みのデザインのものを選んで下さい。
「山ガール」ブームの恩恵からかウェアだけでなく靴やザックなども本当にカラフルになりました。必ずしも一つのメーカー、ブランドで全身をコーディネートする必要はありませんが、パンツやジャケットなどは高機能でデザイン製に優れたものを着用すると気分も違い、行動にも自信が持てます。
「山ガール」といえば山スカートですが、欠かせないのがサポートタイツですね。着用の是非は様々ありますが、関節の固定とファッションアイテムとしてして割り切ればまあいいのではないかと思います。
大切なことは他の道具と同様頼り過ぎないこと。筋力アップを保証するものではありません。製品によっては血流の阻害などにも注意が必要です。
ウェア選びに迷ったら山岳雑誌を読みあさるのも一つの方法ですが、登山具店やアウトドアショップの店員さんに相談するのが一番です。

ザック(パック)★

上記のものにこのザックを合わせればトレッキングや登山の基本装備の完成です。後は水筒とお弁当を持って、洋服を着て出かけるだけでOK。(日本の場合どんなに性能が良くてもアンダーウエアだけで歩いていると逮捕されます)
日帰りのトレッキングや登山の場合は体力や体格に応じて20~30リットルの容量のデイパックやザックが使い易いですが、非常の場合に備えて予備の衣類や食料などが入る余裕の大きさが必要になります。1~2泊の小屋泊まり登山の場合はやはり条件に応じて30リットル前後ものが手ごろとなり、1泊程度のテント泊では40リットル~50リットル前後のものが基準となります。
大切なことは必要なものを十分に余裕を持って収納することができる容量であることと、余分なものをなるべく持たずに軽量化を心掛けるということです。荷物の重さは疲労に大きく影響します。

帽子★

帽子には日差しを除け、雨や寒気を防ぎ、外傷から頭部を保護する役目があります。季節・目的に応じて2~3種類を持つといいでしょう。
夏期に使用する場合は有害な紫外線から目や肌を守るためと雨を防ぐために、つばの広いハット型やキャップ型が一般的です。最近ではゴアテックスなどの防水・透湿素材のものも出ており、デザインやカラーも豊富です。
冬期には主に防寒目的に用いられ、ウールやフリース素材のワッチキャップ型、アンデスキャップや目出帽などがあります。

手袋★

夏期は手指の保護、シーズンを通して防寒に、なくてはならない装備の一つです。ウールやフリースに代表される化学繊維のものが主流となり、革製品や軍手などの綿製品は濡れに弱いのでほとんど使いません。冬期には防寒性能の高いオーバー手袋も必要になります。濡れたり破損することを考え必ず予備を持ちましょう。

靴下★

靴の性能が良くなったので以前のようにウールの靴下を重ね履きする光景は見られなくなりましたが、今なお悪路を長時間歩く登山やトレッキングには足を保護してくれる重要なアイテムです。基本的に中厚手~厚手のものを季節や好みにより1枚で合わせるようにします。ウールと化繊の混紡のものが主流です。

防寒着★

防寒着といえばかつてはウールのセーターが定番でしたが、着脱の容易なフロントジッパーのついたフリースウエアが温度調整もし易く快適です。季節やシーンにより薄手から厚手までを使い分けます。
季節によっては薄手のダウンベストなども重宝です。また気温の低い季節には山小屋泊や緊急のビバークの際などに長袖の軽量ダウンジャケットやパンツがあれば寒い思いをせずに済みます。

ヘッドランプ★

「早発ち」が基本の登山などで早朝の行動には欠かせません。また思わぬアクシデントなどによりビバークを強いられたり、下山、小屋への到着が遅れたりした場合にもヘッドランプがないと行動不能になります。
種類も豊富に出ていますので小型で高性能なものを購入しましょう。できれば予備に使える小型ランプも一緒に持ちたいものです。予備電池も欠かせません。

ザックカバー★

雨の多い日本では必須アイテム。ザックのみにかぶせるタイプと頭部から肩までを一体で覆うタイプがあります。こちらはザックの背面も濡れない仕組みです。夏期に乾燥した気候のヨーロッパなどではほとんど使われないようです。

スパッツ

ロングスパッツとショートスパッツがありロングサイズは積雪期に靴への雪の侵入を防ぎ、保温するために用います。ショートサイズは夏期の泥濘路歩行の際に靴や裾の汚れ防止に用います。

地図・コンパス

ガイド登山やツアーへの参加の際には必ずしも必要ありませんが、山歩きの基本は現在地確認です。個人の技術アップのためにもなるべく持つように心掛けましょう。

救急セット

疑心暗鬼になって持ち過ぎるのも問題ですが、靴擦れ防止のカットバンや頭痛薬、胃腸薬、消毒薬や滅菌パッド、三角巾、湿布薬などは持ちたいところです。持病のある方は処方薬も忘れずに。

水筒・保温ポット

水筒はできれば専用のものを持ちましょう。ペットボトルでも構いませんが、状況によってはザックの中で容器が破損し大洪水を引き起こすおそれがあります。夏期でも保温ポットはあると大変重宝します。盛夏以外は500mlぐらいの容量のものを1本持ちましょう。冬期には必携です。

サングラス

直射日光や雪面からの反射による紫外線から目を守ります。積雪期には必携ですが、シーズン通して持つように心掛けましょう。

投稿日:2018年11月19日 更新日:

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