ガイド日誌

霧の金峰、にぎわいの瑞牆、そして黄葉

投稿日:2011年10月24日 更新日:

週末は金峰山~瑞牆山縦走の仕事でした。

この時期恒例の北陸からの登山ツアーはまさに紅葉最盛期の廻目平が起点です。
週末は荒天の予報のせいか、毎年それなりの賑わいを見せるキャンプサイトや周辺のクライミングゲレンデにもまったく人影は見当たりません。
林道脇のボルダーや初心者向けのフェースなど横目で見ながらゆっくり歩いてゆくと、折からの風にカラマツの落ち葉が金の雪のように降り注ぎます。
そして地面に散り敷いた金茶色のじゅうたんを柔らかく踏みしめてゆく感触はこの時期ならではの醍醐味ですね。

スタート前には嘘のように上がった雨は結局終日雨具を濡らすことはありませんでしたが、林道を外れ尾根に沿って登ってゆくにつれガスが冷気とともにゆっくりと降りてきて、私達の周りを取り巻いてゆきました。
こんな表情もまた奥秩父の森林の魅力のひとつです。

小屋に荷物をデポし、金峰山頂往復。
生憎のガスと強風に早々に退散しました。

金峰山小屋の夕食には毎回各テーブルに赤ワインが1本つきます。
飲み助に取ってはこれはうれしいサービスですね。
特に余りお酒をたしなまないお客様が多いと分け前がさらに増えるので、一層楽しい食事となります。

食事の後は久し振りにお会いしたお客様と暫し歓談させていただきました。
同宿の青年グループからもワインをお裾分けいただいたり、楽しいひとときでした。
若い人が山に増えつつあるのは本当にいいことですね。

翌日は相変わらず雲が多い天気の中一路瑞牆を目指します。
途中大日岩に登って遊んだりしながら富士見平へ。
今回はここから山頂をピストンしました。

金峰と違い瑞牆山はすごい賑わい。
往路復路も人の列。
山頂は溢れそうなぐらいごった返していました。
生憎展望は十分とはいえませんでしたが、暖かい日差しを浴びながら、白く輝く花崗岩の感触をじっくり味わっていただいたひとときでした。
それにしても山ガール、岳メンの多いこと。

再び富士見平に戻り、下山の途につきます。
里宮坂の急傾斜を一気に下ると、瑞牆山荘の周辺は輝く黄葉の海でした。

夕食風景。小屋の中は改装されていましたね。

チキンカレーとメロン。そしてワイン。

千代の吹き上げを通過。後に五丈岩が霞んで見えます。

大日岩に登って。見てる方が怖い。

瑞牆の急登。

山頂の高度感もまたうれしい。

下りも急です。

富士見平からの途中は紅葉が見頃でした。

バスと分かれ、タクシーを待つ間のひととき。瑞牆山荘にて。

-ガイド日誌

Copyright© フォレストフィールズ , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.