ガイド日誌

白馬岳紀行 ー 錦秋と白雲の狭間で

投稿日:2012年10月14日 更新日:

 

10月最初の週末はお客様をご案内して白馬岳に行ってきました。

この時期になると信越国境の稜線は時として風雪に見舞われることもあり、過去にも大きな遭難事故が起きているので、状況判断には神経を使います。
それでも栂池自然園から天狗原を経由して白馬大池までは見事な紅葉に迎えられました。
翌日は少し曇りがちな天候でしたが、高曇りのせいか周辺の山々はもちろん、遠く八ヶ岳や富士山、北岳方面まで見渡せたのは本当に幸運でした。

それにしても小蓮華岳から白馬の山頂まではなだらかで明るい砂礫の路。私が今まで歩いた高山の中では一番優美な稜線です。
右手には雪倉岳から朝日岳を経て栂海新道へ至る緩やかな起伏。左手には急角度で落ち込む信州側の断崖とその裾野に広がる姫川の流域。
正面には目指す白馬の彼方に剣や槍穂高まで望めます。
山頂からの帰途、秋期最後の連休とあってか大勢の登山者とすれ違いました。
まさに老若男女、山好きの人たちとの立ち話程楽しいものもありません。

大池の小屋も大盛況で、ここでは懐かしいお客様数名との再会もあって嬉しいひとときを過ごすことが出来ました。

翌日は朝から濃霧。しっとりと濡れたナナカマドの紅葉に見送られて秋が名残る後立山を後にしました。

 

天狗原にて。

大池が見えて来た。今宵の宿も近い。

小蓮華への登り。

山頂へ続く優美な稜線。

剣立山を遠望する。

山頂にて。

信州側の断崖。

帰途にはこんな山女子に多くすれ違った。

富山側の紅葉の斜面。雲が巻く。

大池が見えて来た。もう少しだけ頑張りましょう。

大池山荘の夕食は定番のカレー。

下山日は霧の中だった。天狗原の木道。

ナナカマドがシックな装いで見送ってくれた。

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