3月29日は今期二度目のミツバ岳。今回はツアーとしてお客様をご案内しました。
予報に反してスタートは曇り空。少し肌寒いくらいです。あいかわらずのスギ、ヒノキの急登の植林地をこなし、ミツマタの生い茂るミツバ岳へ。開花状況は下見の時とあまり変化なし。それだけ寒冷な気候が続いたんですね。
それにしてもこのコースすごい人気です。個人はもちろん、ツアーも次から次へとやってきます。皆さん縦走がメインみたいですが、花の少ないこの時期、貴重なコースということでしょう。
混雑のミツバ岳では小休止に留め、早々権現山に向かいます。数日前に降った雪が急斜面に薄く乗った場所では下見の時より滑りやすくなっていて緊張します。尾根に乗れば十分な積雪がかえって歩きやすく、皆さん快調に山頂に到着することが出来ました。ここではメインガイドから定番のヨモギのケーキとコーヒーが振る舞われ、ちょっとリッチな昼食後のデザートを楽しんでいただきました。
昼食時には日差しも出て、下山は暖かな早春の雰囲気を感じながら再びミツマタを堪能していただき下山の途に着きました。
早春の丹沢山地、まだまだ探ってみたい場所がたくさんあります。
杉林の急登。上部にもツアーが列をなしています。
ミツバ岳の山頂の花畑。
権現山目指して雪の尾根を登ります。
権現山山頂で。
Hガイドお手製のヨモギケーキとコーヒーの差し入れ。
権現山の祠を調査中?
ブナも空に向かって大きな手を広げていました。