6月20日は公募ツアー当日。
下見ではあんなによかった天気も大荒れ予報に。
それでも回復傾向と判断し、キャンセルが続出するも予定通り催行しました。
それでもこの時期の雨は周囲の景色をしっとりと色鮮やかに演出する効果も。
水滴のついた野草や苔むした樹々の木肌、霧のたなびくシラビソの樹林の神秘性など雨ならではの世界はそれはそれで美しいもの。
帰途に駆け込んだオーレン小屋の薪ストーブの暖かさと、名物のボルシチの冷えた体に染み渡る地味あふれる味わい、食後に頼んだ珈琲の安堵感。
全てが完全に円を閉じた親密感あふれる山行でした。
荒天にもめげずにご参加いただいた皆様、本当にお疲れさまでした。