登山日誌

五色ヶ原から黒部へ

投稿日:2018年8月8日 更新日:

 

7月26日から27日にかけては立山方面の下見に。

昨年同様、20年来の友人とのテン泊山行で雄山、五色ヶ原、黒部湖と周遊してきました。

とにかく相変わらずの猛暑の下界。
扇沢からトロリーバスで黒部ダムまで移動する間に大汗をかかされます。

さすがに黒部湖を吹き渡る風は心地よく、ケーブルカーで1,828mの黒部平まで上がればさらに涼しく、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで室堂の駅に着けばそこは2,450mのれっきとした高山域。
でも日差しが強いので、風がないとそれなりに暑さを感じます。
こんな時は雪渓の上を歩くに限ります。

一の越からまずは雄山山頂の往復。
ここでは富山県内の小学生による学校登山の列が引きも切りません。
100人単位の遅々とした歩みには正直閉口しました。
それにしても登山道がひどい状態です。
元々ガレ易い地質の所へ砂礫を滑り降りるかのような下山方法を取る子供達のお陰でとにかくガラガラ。もう少し歩き方の指導ができないものかと思う反面、これだけの集客力のある山岳なのですから登山道整備に予算を取るべきだとはよそ者の身勝手な感想でしょうか。

雄山山頂には祠が建てられているのですが、その手前に木戸口が設けられ、何と入場料ならぬ参拝料を徴収しています。
後に知った所ではかつてはその下の祈祷所でお祓いを受け付け、山頂へは自由に登れたとのこと。
そもそもこういった在り方は性に合わないのできっぱり手前でUターン。早々に下山しました。

一旦一の越に戻って五色ヶ原を目指します。

浄土山南峰から龍王岳、鬼岳を巻いて獅子岳へとアップダウンを繰り返し、核心部のザラ峠の下りにかかります。
ここはクライアントを連れて下るのはちょっとやだなという感じのガレガレ、ザラザラ。ザラ峠とは良く付けたものです。

右手にガスの沸く立山カルデラの大崩壊地を見ながら最後の登りをこなすと、見渡す限り平原となった五色ヶ原。
木道を辿って山荘までは僅かの距離でした。

山荘でスーパードライ500mlを2本づつ購入後、テント場へ。
既に数張りのテントが張られていましたが、広いテント場はまだまだ余裕がありました。
設営を終えるとまずはお疲れさまの一杯。
夕食を兼ねたプチ宴会に突入です。

この夜は月がきれいでした。

 

十数年振りのトロリーバス。

黒部湖の彼方には赤牛岳。いつか読売新道も歩いてみたい。

友人のT氏と観光放水。

ロープウェイの彼方には立山連峰。

室堂の石畳。歩きにくいこと甚だしい。明らかに過剰整備。

立山はかつて登り損なった山。

雪渓もそれなりに残っている。

北アルプスを代表する花、チングルマ。

雪渓と登山者。赤いシャツのお兄さん達は多分ボランティアかアルバイトの学生。雪渓にステップを切っていた。

一の越への登りから望む室堂と奥大日方面。

八ヶ岳には無いイワギキョウ。

雄山への登り。ガレがひどい。

集団での登高でこの有様である。

それでも健気に咲くタカネツメクサ。

小学生の集団登山。これは下山風景。一日に何校も。そして夏休み中続くという。

雄山神社遠望。赤い装束の人影は神職。左下の鳥居の先からは有料。

御前沢雪渓の彼方に針ノ木岳。今回一番目にした山となった。御前沢雪渓は又の名をサル又のカール。日本で始めて氷河と認定されたそう。

浄土山南峰からこれから越えてゆくルートを眺める。

ハクサンフウロは見頃でした。

コバイケイソウは終盤。それでもいい花が多く残っていた。

龍王岳と鬼岳の鞍部。ガスが出れば少々厄介かも。

鬼岳西面の雪渓。トレースがしっかりと掘り込まれている。

雪渓を渡るT氏。

アオノツガザクラ。緑の花は地味だがきれいだ。

ミヤマリンドウだそう。初見参なのかな?

西日がきれいなお花畑。数種の花が混在している。

獅子岳の肩から来し方を眺める。

日陰で寛ぐ。とにかく日差しが強烈だ。

ミヤマダイモンジソウ。

まるでロウソクの炎のようなチングルマの花柱。

場所によっては開花直後の群落も見られた。

獅子岳ピークを回り込むと五色ヶ原が見える。

ザラ峠への下降路にはステンレスの梯子が設置されていた。

ザラ峠から望む獅子岳。

峠に咲くイワギキョウの群落。スコットランドのヒースの平原が浮かぶ。(行ったことは無いけど)

既にトウヤクリンドウも咲いていた。山はもう秋なのか。

ハクサンコザクラ。

シナノキンバイも。

ハクサンイチゲ。

山荘へと続く木道。テント場まではもうすぐだ。

イワイチョウの花。

五色ヶ原山荘に到着。ここでビールを調達。

キャンプ指定地のトイレ。とても清潔で管理が行き届いている。

今宵のスイートルーム。

野口五郎岳方面の夕景。

夕空に月が上がった。

ささやかな宴の始まりだ。

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