登山日誌

笠ヶ岳・雲の中の縦走路

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28日から30日まで、ほぼ毎年恒例となっている夏前の北アルプス縦走に行ってきました。

台風一過の好天を期待したのですが、三日間とも穂高連峰は雲に覆われ、その全貌を見ること叶わず。
心残りではありますが、これも山の天気、次回に期待することとしましょう。

それでも山の花は素晴らしく、露に濡れたその姿はひときわ儚げな風情をたたえていました。

夏休みに入ったとはいえ、思いの外登山者の多いのには驚きましたが、北アルプスならではのどこか洗練された山の表情に触れ、シーズン前のトレーニングと心のリセットには最適な山行となりました。

少し長いですが良かったら最後までご覧ください。

 

 

スタートは新穂高温泉から。

蒲田川も台風の影響で少し増水しています。

水気に満ちた山裾。

笠新道入口。今回は下山路に使います。

わさび平小屋。様々そそるのれんや水槽が。

このトマト画になりますね。

こちらの誘惑も凄い。帰りにと思いましたが、下山口から戻る必要があるので今回は割愛。

タニウツギも雨に濡れそぼっていました。

この雪渓は巻き道を行きます。

ヒメサユリかと思いましたが、後でササユリと判明。それでも素晴らしい美しさです。

とにかく登山道は石の連続です。

秩父沢に掛かる木橋。

シナノオトギリ。水滴がその魅力を倍加します。

同行のT氏。20年来の悪友。

ミヤマキンポウゲ。

ウラジロナナカマド。

オオヒョウタンボク。

レイジンソウはまだ蕾でした。

この時期クルマユリも欠かせません。

キヌガサソウも盛りを過ぎ、花色が濃くなっていました。

オオバタケシマラン。花についた水滴がまさにジュエリー。

鏡池には槍は映らず。

鏡平山荘。ここにテン場があればいいのですが。この日は大盛況でした。

コバイケイソウはまさに旬。蕾から満開のものまで草原を独占していました。

チングルマ。雨に濡れると花びらが尖るように見えます。

今回雷鳥には数カ所で出会いました。やはり北アは生息数が多いのでしょうね。

シナノキンバイとキンポウゲ。

ヨツバシオガマ。北アの花は八ヶ岳や南アのものに比べ全て大振りです。

弓折岳下部から俯瞰した鏡平。

夏山早期でしかお目にかかれないベニバナイチゴの花。

ようやくここまで。後は双六小屋までの縦走路だけです。

ハクサンイチゲも至る所に。

ハクサンフウロ。

ミヤマダイモンジソウ。

ハクサンチドリ。

彼方に双六小屋のテン場が見えてきました。

設営は雨の中。幸い大降りにはなりませんでしたが。

寒々としたテン場。本当はテントの外での宴会が繰り広げられるのですが。

まずは塩分補給と水分補給。この後狭いテント内で大男二人がワインで宴会。

翌日もこの通り。

まあ気持ちだけは笑顔で行きましょう。

霧に霞む巡礼路。

双六岳山頂。このファミリーはこのあと黒部五郎方面へ下って行きました。

ここはどこ?的な画になってしまいました。

ミニケルン。ホタテ貝でも刻まれていればまさに巡礼路です。

展望は無くても心癒される景色が広がります。

水滴が最高の演出。

ミヤマクロユリも多く目につきました。素晴らしい配色です。

わずかですがウサギギクも。

コバイケイソウの蕾。

笠ヶ岳への縦走路。真中で休む登山者は何と双六から往復の途中でした。年配の方でしたが素晴らしい体力です。

山の花の中でも特に好きな花の一つ、タカネヤハズハハコ。銀緑色の葉と銀桃色の花の配色が絶妙です。

縦走路から蒲田川を見下ろします。

アオノツガザクラも私の中では北アを象徴する花の一つ。

秩父平から。ようやく双六岳の全貌が姿を現しました。

右下の秩父平から再び稜線に上がります。

秩父岩の辺り。「秩父」と付く名前が多いのは何故でしょう。

笠ヶ岳がようやく姿を見せてくれました。

石門も現れます。

再び雷鳥。雛は1羽でした。

延々と歩いて笠ヶ岳のテン場到着。何とか好位置をキープできました。

笠の山頂、晴れたりガスったり。

30張り程の小さなテン場ですが、地面はフラットで快適。但しトイレは片道15分の山荘まで往復しなければなりません。

取り敢えずこれ。

青空は上空だけ。遅い登山者も到着しました。

隣のテントの青年達とワインをお裾分けして暫し歓談。こんなふれあいも山の楽しみの一つ。夕方ほんの一瞬槍穂が姿を現しました。

この瞬間が一番晴れた時間。

素晴らしい夕日。

槍ヶ岳山荘の明かりがぽつんと。いったい何人泊まっているんだろう。

素晴らしい朝、のはずでしたが。

山荘で病人が出たとかで岐阜県警のヘリが出動。急にガスが濃くなったので待機中。小屋スタッフも心配そうです。

一瞬の晴れ間を逃さず飛び立って行きました。

岩屑の山頂。

雲の上は晴れていますが。

相変わらず真っ白な背景。

意外に立派な小屋で驚きます。

縦走路から見下ろす杓子平。笠新道を下山します。

ハクサンフウロの群落。

ニッコウキスゲもまさに旬でした。

岩の基部までずっと。

クロツリバナ。

休憩適地にはササユリが華を添えます。

その蕾も。

笠新道はかなりの難路。

ようやくブナの大木が出てきました。

笠新道降り口付近に咲いていた素晴らしく色のいいヤマアジサイ。あるいはエゾアジサイ?

下山後「ひらゆの森」で入浴してから帰途につきました。ざるそば大盛り、かき揚げ付き。

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