ガイド日誌

夏最終・赤石岳から残花の荒川三山周遊(2)

投稿日:2019年9月3日 更新日:

5日目の朝も快晴。赤石方面もくっきり見渡せます。

赤石避難小屋で売っていたコモの長期保存可能なパン。行動食が尽きかけたので買おうとしたら、榎田さんが賞味期限が近いので持ってけ、というので有り難く頂戴。イタリアのパネトーネ種を使ったこのパン、ネットでも評判いいみたいですね。

ハクサンチドリも花は終わっていました。

ハクサンフウロは今が旬。

同じくチシマギキョウも。

ミネウスユキソウ。

分岐から少し歩くだけなので前岳へも足を伸ばしました。標柱は西面の大崩壊が進むので7年前よりも大分手前に移動しています。

大崩壊。写真では伝わりませんが、凄まじい高度感です。

中岳を経由して思い出の地中岳避難小屋へ。ひげ面の小屋番さんは相変わらず健在でした。

手前に塩見岳。奥には左から仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、間ノ岳、農鳥岳と並びます。

少し盛期は過ぎていましたがシコタンハコベもきれいでした。

いよいよ悪沢岳の登りに掛かります。それにしても不安のない天気に大いに助けられます。

高標高にはタカネシオガマも咲き残っていました。

悪沢岳の登りはスムーズにクリア。

よく見ると素晴らしい造形のタカネツメクサ。いい花です。

無事今回の目的を達したゲスト。本当におめでとうございます。

悪沢の周辺は火山地形のような荒涼とした岩石の墓場。主にチャートのように見えます。

フォトジェニックな岩でした。

タカネビランジ。この時期でも咲いているんですね。これは白に近い色。

キタダケヨモギも最盛期。

千枚岳へ続くお花畑。多分南アで一番花の種類が多く見られる場所。

タカネイブキボウフウ。

この場所もお馴染みのスポット。7月にはミヤマムラサキが咲きます。

千枚岳に到着。少し肩の荷が下りました。

千枚小屋付近のマルバダケブキ。

落ち着いたところで一人慰労会。

千枚小屋の朝食。ちなみに夕食はハンバーグ。

6日目の朝は雲海を下に見て。富士山も頭を出していますね。

千枚小屋には初めて泊まりました。以前は焼失していて通過するか、恐るべき「百枚小屋」での宿泊だったので。

順調に下山して送電鉄塔まで来ました。実はこれからが難路の連続。

7年前までは使っていたトラバース道は事故が多いためか廃道となり、新たに尾根筋にルートが付け替えられていました。実はこれが最大の脅威。下りにはあまり使いたくない悪い路面です。特に吊り橋直前は転落の危険性が非常に高いので注意が必要です。

かなり揺れる吊り橋を渡ってようやく椹島近くの林道に出ました。これで今回のミッションは完了。ゲストも本当に良く歩いてくださいました。そして何より天候に助けられた6日間。全てに感謝です。

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