8月最週末にはご常連のお客様とテント泊訓練。
今期のように山小屋の宿泊リスクが高い場合の対策として今後は必須のスタイルになるかもしれません。
ゲストには高額な出費を強いてしまいますが、必要装備も一度揃えてしまえばこの先長く使えるものなので、小屋の宿泊費を考えれば十分に相殺できるものです。
相変わらず熱波が収まらない二日間でしたが、天候は申し分なく、心配した廻り目平でのキャンプも一度も降られることなく快適に過ごせました。
初日はカンマンボロン、翌日は天狗山とゲストにとっては初見参のコースもこの時期にしては静かで、適度な負荷のかかるトレーニングを楽しんでいただきました。
秋には北アルプスのテント泊山行を企画中。
果たして実現できるのでしょうか。
瑞牆山麓ではマルバダケブキが盛りでした。
ルート上ではボルダリングを楽しむ青年達が。
まだまだ緑が綺麗でした。
ゲストの一人はテント泊ビギナーなので訓練のため装備一式背負っています。
カンマンボロンに到着。
かつては上部のハングした岩の奥にある岩穴に仏像が安置されていたとか。修験者の行場だったんでしょうか。
これが梵字で「大日如来」「不動明王」を表しているとか。かつて何者かによって小石とセメントで埋められた痕跡もかすかに残っています。
廻り目平に移動してテント設営。早速宴会です。これはゲストが持参した冷凍パイナップル。冷たくておいし〜!
ゲストが作ってくれたスパムと自家製野菜のソテー。
様々用意しましたが、半分も食べられず。水分だけで満腹!
ガイドが作ったアヒージョ。
今回は薪も持参しました。直火が焚けるキャンプ場って他にあるんでしょうか。
この他に缶ビール2本、ワイン500ml。二日酔いにはなりませんでしたが、胃が重く朝食はパス。
せっせとおつまみを作ってくださるゲスト。お酒も進みます。
夜は更けます。
キャンプ場の朝。写真ではわかりませんが、駐車スペースは満杯で林道も片側縦列駐車でいっぱい。テントスペースも70%が埋まった状態でした。
ヨセミテあたりの朝といった風景ですね。
快晴の朝です。
天狗山ではナデシコが咲いていました。
イワインチン。
山頂直下の急登。
山頂からの展望。シルエットが男山。八ヶ岳は雲の中。
帰って散々調べたけれど分からなかった花。クワガタソウの仲間のように見えますが、萼が平開することと、その後ろに毛の生えた子房があることが違うようです。