登山日誌

枯れ色の飯盛山

投稿日:2020年11月10日 更新日:

 

10月末日は再びのリハビリ山行。

今度は更に近い飯盛山へ午後から。

以前も書いたかもしれませんが、この山は記憶する限り山らしい山に登った初めての山。
その時は家族全員で登り、私自身は多分就学前か小学校低学年だったと思います。

今回と同じ平沢集落から登って、帰りは獅子岩へ出て国鉄最高地点へ下り、線路を歩いて清里まで戻った記憶があります。
4人家族がブラブラと線路の真ん中を歩くというのは今では考えられない光景かもしれませんが、かつて鉄道員だった父だからできた芸当か、とにかくのんびりした時代でした。

平沢からの道も以前に比べれば整備の手が入り、途中にあった廃屋化した公衆トイレは撤去され、代わりに東屋が立っています。
そこからは少し退屈な登りを経てなだらかな尾根道へ。
野芝が両側に現れると左右に視界が開けてきます。
山頂もそこにいる人の姿が見分けられるほどに迫り、右には富士山の秀麗な姿が浮かび、左には左右に長く裾野を引く八ヶ岳の勇姿が目に飛び込んできます。

この日は稀に見る快晴で気温もこの時期にしては高く、まさに登山日和。
遅い時間にも関わらず、予想外に多くの人で賑わっていました。

山頂で暫し眺望を楽しみます。

どこまでもクリアな視界は遥か彼方の新潟の山々まで見通せました。

山頂付近の登山道脇には季節外れのマツムシソウが一輪、赤味がかった午後の日差しを受けて寂しそうに咲いていました。

大半が獅子岩へと下山する中、暖かい西日を受けて一人往路を戻ります。
秋がますます深く心に染み入りました。

 

平沢集落の登山口では野菜畑越しに八ヶ岳が。

クロモジも色付いていました。

整備された登山道は歩き易い。

マムシグサの実もほろほろとこぼれて疎らに。

人気のない東屋。

山頂には人が。

霜に当たったのでしょうか。リュウノウギクもうらぶれて。

曲岳と金ヶ岳の間には富士が。

奥秩父方面。

南佐久方面。

登頂証拠も欠かせません。

甲斐の山々。

南アルプス方面は霞んでいました。

絵になる風景です。

遅咲きのマツムシソウ。健気ですね。

シルエットの飯盛山と富士の取り合わせ。手前のススキがいいアクセント。

ミヤマニガイチゴの紅葉も透明に。

ヤブムラサキの実のクローズアップ。

秋の日は長い影をつくります。

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