八ヶ岳便り

試行錯誤

投稿日:2022年1月5日 更新日:

 

事前の期待が高かっただけに試写時点でいささかの失望を覚えたとしても、そこそこ高い買い物である以上ここで怯むわけにはいきません。
まずはネットで7DMarkⅡの描写に関する口コミやレヴューを読み漁り、K3などよりはるかに詳細設定可能なことを確認して実践。
とりあえずの解決策としてシャープネス調整を試みました。
あとは絞りとシャッタースピードのバランスをさまざま撮り比べ、測距エリアやホワイトバランス、連写モードを3パターン設定できる「カスタム撮影モード」に登録。
これでしばらく試行錯誤することに。

ただしここからが本当の苦難の始まりだったのですが、まずは試写の続きです。

 

シャープネス設定後に前回と同じ草刈機を撮影。光線等の条件は違いますがまずまず良さそうに見えます。(1/500、f8、ISO250、焦点距離400mm)

その等倍切り出しがこちら。下の前回初期設定で撮ったものと比較するとやはり甘さが残ります。

データには微妙な差がありますが。(1/640、f5.6、ISO200、焦点距離400mm)

全体にシャープですね。

こちらも設定後に撮ったもの。

等倍切り出しだとわずかに滲みが感じられます。結論としては詳細な設定や絞り込みもさることながら、やはり手ブレを最小限に抑えられるかがシャープネスを担保する要因ということでしょうか。

ここでようやく被写体を本命の野鳥に切り替え。構図はともかく解像感はどうでしょうか?(1/640、f6.3、ISO800、焦点距離400mm)

等倍切り出しの結果がこれ。フォーカスは合っているように見えますが、内心のモヤモヤは拭えません。

カワラヒワではどうでしょう。(1/640、f8、ISO1600、焦点距離400mm)

絞っている分とりあえず羽毛まで解像してはいますが、カリカリ感に欠けるのはAPSC2020万画素の限界ということか。ISO1600だとノイズもそれなりに出ますね。

シメの場合。(1/800、f5.6、ISO1000、焦点距離400mm)これらの画像は観察小屋(プレハブアトリエの窓を改造したもの)の中から2.5mぐらいの近距離で撮っているので400mmのテレ端では当然深度は浅くなります。

これは明らかに合焦が甘いのとブレが出ていますね。これでは及第点は出せません。
口コミやレヴューも7DMarkⅡの画質に関しては評価が低く、動きもの(航空機、鉄道系、鳥)などを対象にした場合の測距エリアの広さやフォーカス性能のみが及第点なので、画質にこだわるならやはりフルサイズのプロ機に移行するしかなさそうです。

レヴューの中には「プロ機が買えない低所得者層がそこそこの満足を味わえる中庸機」みたいな辛口のものもあり、ある意味図星なので苦笑するしかないわけですが、買ったばかりの身ではまずは納得いくまでその中庸ぶりを味わうこととしましょうか。

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